【Excel】連続データを入力。「オートフィル」機能の活用法

Excel オートフィル機能
Excelで連続するデータを全て手入力していませんか?

例えば「月曜日~日曜日」「1月~12月」など全て入力していると時間がかかってしまいます。

大量のデータになるほど、手入力だと膨大な時間を必要としてしまいます。

上記のような手間を解決してくれるのが「オートフィル」と呼ばれる機能です。

オートフィルとは

オートフィルは、隣接したセルに連続したデータを自動で入力してくれる機能です。
連番や日付、曜日などの連続したデータを入力したいときにとても便利です。

例えば1から100までの連続した数字を手入力する場合、1つ入力するのに1秒かかるとすると100まで入力するのに100秒かかることになります。

しかし、オートフィル機能を使用すると、5秒ほどで自動入力することができます。

オートフィル機能の使い方

やることは3つだけ!

① 起点となるセルに入力
② フィルハンドルを表示させる
③ フィルハンドルをドラッグする

① 起点となるセルに入力

「1月から12月」までの月を入力したい場合。
起点となる数値は「1月」になります。

② フィルハンドルを表示させる

フィルハンドルとは選択したセルの右下にカーソルを合わせると表示される「 +(プラスマーク) 」です。
起点セルを選択し、右下にカーソルを合わせるとフィルハンドルが表示されます。
フィルハンドルを表示

③ フィルハンドルをドラッグ

フィルハンドルが表示されたら連続データを入力したい方向にフィルハンドルをドラッグします。

これで起点のセルからドラッグしたセルまで連続したデータが入力されます。


今回は下へドラッグしましたが、左右上下どこへでもドラッグすることができるため、好きな方向へ連続したデータを表示させることができます。

数値を連続して入力する場合のオートフィルオプション機能

「1」「2」「3」・・・のように連続した数字を入力するには2つの方法があります。

  • オートフィルオプションを使用する
  • 2つのセルを起点にする

① オートフィルオプションを使用する

起点となるセルに「1」と入力して、フィルハンドルをドラッグすると「1」がコピーされるだけで連続した数値にはなりません。
そのときに使用するのが「オートフィルオプション」です。

「1」のみがコピーされたあとに、オートフィルオプションの[連続データ]を選択すると連続した数値に変わります。

オートフィルオプション

② 2つのセルを起点にする

オートフィルオプションを使わずに連続データ入力するには「2つのセルを起点にする」方法があります。

起点となるセルに「1」と「2」を入力しておきます。
それら2つのセルを選択し、フィルハンドルをドラッグすると連続したデータになります。

起点を「1」と「2」にした場合、1ずつ増える連続データになりますが、
起点を「10」と「20」にした場合は、「10」「20」「30」…と10ずつ増える連続データになります。

起点を「1」と「3」にした場合は、「1」「3」「5」…と2ずつ増える連続データになります。

大量の連続データを入力する[連続データ]ダイアログ機能

これまで「フィルハンドル」をドラッグすることで連続データを作成する方法を紹介してきました。

「フィルハンドル」をドラッグする方法は大量なデータを扱う場面には向きません。
例えば、1から1,000までの連続データを作成する場合「1,000」までドラッグしなければいけなくなるからです。

これでは非効率です。

「フィルハンドル」をドラッグすることなく、一瞬で大量の連続データを作成する方法が[連続データ]ダイアログ機能です。

まず、起点となるセルを選択してから[ホーム]タブの[フィル▼]を選択し[連続データの作成]をクリックします。

[連続データ]ダイアログボックスが表示されます。


1から1ずつの増えた1,000までの連続データを縦方向に作成したい場合は
[範囲]列 [種類」加算
[増分値]1 [停止値]1000
と設定します。

設定したあと、[OK]をクリックすると起点となるセルから1000までの連続データが作成されます。

まとめ

連続データを自動入力する方法について

フィルハンドルのドラッグ
[連続データ]ダイアログの設定

の方法を紹介しました。

作成する連続データが少ないのであれば、「フィルハンドルのドラッグ」が便利です。

大量の連続データを作成する場合は[連続データ]ダイアログを使うととても効率よく作業ができます。

作成するデータ量に合わせて是非、使い分けてみてください。

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2019-07-29